香りの効果

香りの効果

香り
香りの効果
アロマテラピーに代表されるように、『匂い』がヒトに及ぼす影響はとても大きいことが知られています。日本語では、良い匂いを『香り』、不快な匂いを『臭い』、両方の意味を持つものを『匂い』と表現しますが、私達はこの『匂い』を感知し嗅ぎ分ける事で、直接物に触れなくてもさまざまな情報を得て、日常生活の中で役立てています。例えば、良い香りでリラックスしたり、香ばしい匂いで食欲増進したり、腐敗臭やガスなどの不快な臭いで危険を察知したりと、生きていく上でとても大切な感覚です。最近は、食品中に含まれる香気成分やハーブの香りが及ぼす健康効果に関しても新しい情報が出てきています。様々な香りの効果を知ることが生活に潤いと豊かさを与えてくれるといえるでしょう。

香りと健康

鼻や口から入った香り分子は、鼻の粘膜細胞を通って脳に伝わります。さらにその刺激は自律神経やホルモン、免疫の中枢である視床下部に作用し、体の不調を改善してくれるといわれています。ハーブや食品の香気成分が体へ及ぼす影響はこの作用によってもたらされています。その時の気分や体調にあわせて好みの香りを使い分けてみませんか?

嗅覚に関わる器官
ハーブや食品の香気成分の効能

ハーブティーにしたり、芳香浴を楽しんだり、ブレンドすることでより香りの相乗効果が期待できます。

ラベンダー

リラックス効果があり、ストレスを取り除く作用があります。

ローズマリー

気分をすっきりさせて頭の働きを良くし、精神を高揚させる作用があります。

シナモン

体をあたため、香りの効果で呼吸が楽になるので、風邪の引き始めに有効です。

グレープフルーツ

脂肪分解と熱産生を促す効果があり、ダイエット効果が期待されます。

ジャスミン

甘い花の香りにはリラックス効果や、気分を高める効果があります。

ハーブや食品の香気性能
コラム
いい香り?悪い臭い?

例えば納豆のように、同じ食べ物でもその匂いを嗅ぐ人によって好感を持つ人と嫌悪感を持つ人がいます。匂いに対する感覚は胎児の時からの学習によるものとか。母親の食生活によって羊水や母乳の匂いが変化するため、その匂いを胎児の時から経験し、その後幼児期からの食習慣や食経験によって匂いや味覚の嗜好が確立すると言われています。匂いの個人差は知らず知らずのうちに養われているのです。